| I.O.I 아이오아이 | |
|---|---|
![]() 2016年、城南でのイベントに出演したI.O.I(出典:ウィキメディア・コモンズ、撮影:DC C.YEON、CC BY 4.0) | |
![]() 「Very Very Very」活動期のI.O.I(2016年10月21日、KBS「ミュージックバンク」)(出典:ウィキメディア・コモンズ、撮影:SHAQ PHOTO、CC BY 4.0) | |
| 略称 | アイオーアイ、IOI |
| 国家 | 大韓民国 |
| ジャンル | K-POP、ダンスポップ |
| デビュー | 2016年5月4日 |
| デビューアルバム | 1stミニアルバム『Chrysalis』(タイトル曲「Dream Girls」) |
| 解散 | 2017年1月29日 |
| 活動期間 | 0周年(数え年2) |
| ラストアルバム | 3rdミニアルバム『I.O.I : LOOP』(2026年5月19日、10周年再結成) |
| レーベル | YMCエンターテインメント(2016〜2017年)、Swing Entertainment(2026年) |
| 事務所 | YMCエンターテインメント(2016〜2017年)/Swing Entertainment(2026年再結成時) |
| 関連活動 | PRODUCE 101、gugudan、PRISTIN、Weki Meki、DIA、宇宙少女 |
| リーダー | イム・ナヨン |
| メンバー | |
| イム・ナヨン、キム・チョンハ(CHUNG HA)、キム・セジョン(セジョン)、チョン・チェヨン、チュ・ギョルギョン(周潔瓊)、キム・ソヘ、ユ・ヨンジョン、チェ・ユジョン、カン・ミナ、キム・ドヨン、チョン・ソミ | |
概要[編集]
I.O.I(アイオーアイ、아이오아이)とは、2016年にMnetのサバイバル番組「PRODUCE 101」で選ばれた11人が結成した、韓国の期間限定ガールズグループである。約1年の活動を経て2017年1月に活動を終了し、デビュー10周年の2026年に9人で再結成した。
詳細[編集]
「国民プロデューサー」が選んだ11人[編集]
I.O.Iは、46の芸能事務所から集まった101人の女性練習生の中から、視聴者=「国民プロデューサー」の投票で上位11人を選ぶ番組「PRODUCE 101」から誕生した。番組は2016年1月21日から4月1日までMnetで放送され、最終回は生放送。1位は85万8,333票を集めたJYPエンターテインメントのチョン・ソミで、2位キム・セジョン、3位チェ・ユジョンと続いた。グループ名は「Ideal Of Idol(最も理想的なアイドル)」の略とされ、文字の形が番組名の「101」にも見えるというダブルミーニングになっている。
所属事務所バラバラの「借り物」グループ[編集]
メンバーの所属事務所はJYP、Jellyfish、Fantagio、M&H、RedLine、Pledis、MBK、Starshipと見事にバラバラ。マネジメントはCJ ENM(当時CJ E&M)系列のYMCエンターテインメントが担当し、各事務所から1年間メンバーを「借りる」形で活動した。そのため、所属事務所のグループデビューと同時進行で二重活動するメンバーも多く、スケジュール調整は常に綱渡りだった。
1年足らずで駆け抜けた全盛期[編集]
2016年5月4日に1stミニアルバム『Chrysalis』でデビューし、同年10月の2ndミニアルバム『Miss Me?』のタイトル曲「Very Very Very」で初の音楽番組1位を獲得。年末の授賞式では新人賞を総なめにした。2017年1月の「Downpour(소나기)」を最後の新曲として、同月のファイナルコンサートを経て1月末に契約満了で活動を終えた。デビューから解散までの活動日数は266日とされ、「短すぎる全盛期」として今も語り草になっている。
メンバー[編集]
PRODUCE 101最終回の順位順。所属事務所は番組出演当時のもの。
| 順位 | 名前 | 当時の所属事務所 | 最終得票数 | 2026年再結成 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | チョン・ソミ | JYPエンターテインメント | 858,333 | 参加 |
| 2 | キム・セジョン(セジョン) | Jellyfishエンターテインメント | 525,352 | 参加 |
| 3 | チェ・ユジョン | Fantagio | 438,778 | 参加 |
| 4 | キム・チョンハ(CHUNG HA) | M&Hエンターテインメント | 403,633 | 参加 |
| 5 | キム・ソヘ | RedLineエンターテインメント | 229,732 | 参加 |
| 6 | チュ・ギョルギョン(周潔瓊) | PLEDISエンターテインメント | 218,338 | 不参加 |
| 7 | チョン・チェヨン | MBKエンターテインメント | 215,338 | 参加 |
| 8 | キム・ドヨン | Fantagio | 200,069 | 参加 |
| 9 | カン・ミナ | Jellyfishエンターテインメント | 173,762 | 不参加 |
| 10 | イム・ナヨン(リーダー) | PLEDISエンターテインメント | 138,726 | 参加 |
| 11 | ユ・ヨンジョン | STARSHIPエンターテインメント | 136,780 | 参加 |
リーダーは10位のイム・ナヨン。センターは1位のチョン・ソミが務めた。2位のキム・セジョンは番組のポジション評価でボーカル部門1位を取った実力派で、デビュー前から「国民の娘」的な人気を集めていた。11位のユ・ヨンジョンは最終回で滑り込みの11位となり、I.O.I活動中の2016年に所属事務所の先輩グループ宇宙少女へ途中加入するという異例のルートをたどった。
活動の歴史[編集]
デビューまで(2016年4月〜5月)[編集]
番組最終回は2016年4月1日で、当初はその直後のデビューが想定されていたが、準備期間を経て5月4日にデビューすることが4月に発表された。待たされたぶん期待値は爆上がりしており、正式デビュー前の時点で広告契約が約14億ウォン規模に達したと報じられている。化粧品のエチュードハウス、チキンチェーンのマムズタッチ、SKテレコム、KB国民銀行、学生服のエリートなど、CMは「新人とは思えない」ラインナップだった。
デビュー曲「Dream Girls」は作詞作曲をEruとPaulが手がけ、ラップはイム・ナヨンとチェ・ユジョンが担当。5月5日のMnet「M COUNTDOWN」でデビューステージを踏んだ。1stミニアルバム『Chrysalis(蛹)』には、番組テーマ曲だった「Pick Me」や「Knock Knock Knock」「When the Cherry Blossoms Fade(벚꽃이 지면)」なども収録され、韓国のアルバムチャートで最高4位を記録した。
ユニット活動「Whatta Man」(2016年夏)[編集]
6月、所属グループのスケジュールが重なるメンバーを除いた7人によるユニット活動が発表された。参加したのはイム・ナヨン、キム・チョンハ、チュ・ギョルギョン、キム・ソヘ、チェ・ユジョン、キム・ドヨン、チョン・ソミ。キム・セジョンとカン・ミナはJellyfishのgugudan、チョン・チェヨンはDIA、ユ・ヨンジョンは宇宙少女の活動と重なったための編成だった。
8月9日に発表されたユニット曲「Whatta Man(Good Man)」は、リンダ・リンデルの楽曲をモチーフにした1曲で、プロデュースはRyan S. Jhun。振付をメンバーのキム・チョンハ自身がアレンジしたことでも話題になり、デジタルチャートで最高2位を記録。のちにソロダンス歌手として天下を取るチョンハの片鱗が、この時点ですでに見えていた。8月には1988年ソウル五輪のテーマ曲だったKoreanaの「Hand in Hand」をリメイクしたデジタルシングルも出している。
「Very Very Very」で初の1位(2016年秋)[編集]
10月17日の2ndミニアルバム『Miss Me?』では、タイトル曲「Very Very Very」をJYPエンターテインメント代表のパク・ジニョンが作曲。テンポ206BPMという超ハイテンポの爽やかなダンス曲で、デジタルチャート1位、ダウンロード130万件超を記録した。10月26日のMBC MUSIC「SHOW CHAMPION」で初の音楽番組1位を獲得。アルバムもチャート最高2位、累計10万枚超と、前作を上回った。
年末の授賞式ラッシュ[編集]
2016年末から2017年初めにかけては新人賞を総なめにした。Mnet Asian Music Awards(MAMA)の最優秀新人賞(女性グループ部門)、ゴールデンディスクアワードの新人賞、ソウル歌謡大賞の新人賞などを受賞。フォーブス・コリアの「2017年パワーセレブリティ40」では11位に入り、デビュー1年目のグループとしては異例の評価を受けた。
解散(2017年1月)[編集]
2016年11月、所属事務所は「2017年1月31日をもって契約が満了する」と正式に発表。2017年1月18日には最後の新曲「Downpour(소나기)」を発表した。作詞作曲・共同プロデュースはSEVENTEENのウジで、雨上がりの別れを描いたバラードはデジタルチャート最高3位、ダウンロード110万件超のヒットとなった。
1月20日〜22日にはソウル・奨忠体育館でファイナルコンサート「Time Slip – I.O.I」を3日間開催。デビューショーケースと同じ会場で、まさに「タイムスリップ」のような締めくくりだった。その後、1月下旬のCM撮影を最後に活動を終え、1月29日に正式に解散した。デビューからわずか約9か月、活動日数266日での幕引きだった。
幻に終わった再結成計画(2019年・2021年)[編集]
2019年:9人での再結成発表→白紙[編集]
2019年7月1日、宇宙少女のスケジュールがあるユ・ヨンジョンとソロ活動中のチョン・ソミを除く9人で再結成し、年内に新曲を出す計画が発表された。ファンは歓喜したが、同時期に「PRODUCE」シリーズの投票操作疑惑が浮上し、Mnetへの捜査が本格化。メンバー間のスケジュール調整も難航し、同年10月29日に計画の白紙化が発表された。
なお、2020年の判決では番組制作陣の不正が認定され、シーズン1についても1回目の順位発表で本来通過圏内だった練習生が脱落させられていたと認定された。一方で、I.O.Iの最終11人の順位そのものについては、裁判所は操作を認定していない。詳しくはPRODUCE 101を参照。
2021年:5周年のライブ配信[編集]
デビュー5周年の2021年5月4日には、メンバーがオンラインのライブ配信で再集合した。カン・ミナは不参加、中国で活動するチュ・ギョルギョンはビデオ通話での参加となり、新曲やステージはなし。ファンにとっては「同窓会は開けるのに、なぜ再結成はできないのか」というもどかしさが残るイベントでもあった。
10周年の再結成(2026年)[編集]
メンバー自ら契約書を作って直談判[編集]
5周年、7周年と再結成の話が出ては流れてきた経緯から、10周年の今回はメンバーの本気度が段違いだった。チョン・ソミが2026年4月に明かしたところによると、メンバーたちは「練習スケジュールが決まったら、個人のスケジュールやイベントよりチーム活動を優先する」という内容の自作の契約書を作成し、全員でCJ ENMへ直接持ち込んだという。とくにチョンハがメンバーを説得してまとめ上げた立役者だったとされる。
情報は2025年12月、ユ・ヨンジョンがラジオ番組で10周年の再結成を予告したことで先に広まった。本来はサプライズで発表する予定だったが、チョン・ソミがうっかり言及してしまったことで計画が漏れたとされる。2026年2月23日、9人での再結成と5月のカムバックが正式に発表され、マネジメントはSwing Entertainmentが担当することになった。カン・ミナは女優業、チュ・ギョルギョンは中国での活動のスケジュールの都合で不参加となった。
『I.O.I : LOOP』と「Suddenly」[編集]
デビュー10周年当日の2026年5月4日、先行公開曲「웃으며 안녕(Goodbye with a Smile)」を発表。プロデュースはチョン・ジニョンで、実は2016年に録音されていた音源のため、再結成には参加しなかったカン・ミナとチュ・ギョルギョンの声も入っている「11人のI.O.I」の楽曲となった。
5月19日には約9年4か月ぶりの新作となる3rdミニアルバム『I.O.I : LOOP』(全6曲)を発売。タイトル曲「갑자기(Suddenly)」はシンセポップ曲で、Melonの「TOP100」と「HOT100」でともに1位を獲得した。サビのメロディーがプロ野球選手ヤン・ウィジの応援歌に似ていると話題になり、本人までチャレンジ動画に参加。SEVENTEENやTWICEのメンバー、スポーツ選手らも参加してショート動画で大バズりした。
活動期間は約2週間と短く、M COUNTDOWN、ミュージックバンク、ショー!K-POPの中心、人気歌謡に出演。バラエティではランニングマンや、10年ぶりの出演となった「知ってるお兄さん」にも登場した。MBC「ショー!K-POPの中心」では6月13日、6月27日、7月4日と1位を重ね(6月20日は放送休止)、3冠を達成。番組に出演していない7月4日の1位はチェ・ユジョンが代表して受け取り、「私たちの10年を今も大切にしてくれてありがとう」とファンに感謝を伝えた。
「LOOP」アジアツアー[編集]
5月29日〜31日にはソウル・蚕室室内体育館で「2026 I.O.I Concert Tour : LOOP in SEOUL」を3日間開催。2017年のファイナルコンサート以来、約9年ぶりの単独公演で、「Pick Me」「Dream Girls」「Whatta Man」などのヒット曲に加え、新曲も初披露した。その後は6月6日にバンコク、6月20日〜21日頃に香港を回り、アジアツアーを完走した。ツアーの裏側はMBC「全知的おせっかい視点」でも6月13日に放送され、メンバーの旅行やリハーサルの様子が紹介された。
メンバーのその後[編集]
解散後は全員が元の事務所に戻り、それぞれ別グループやソロ、女優として活躍している。「I.O.I出身」はその後のK-POP界で一種のブランドになった。
- イム・ナヨン - PledisのガールズグループPRISTINのリーダーとして2017年3月にデビュー(2019年5月に解散)。その後は女優に転向し、ドラマ「悪の花」などに出演。
- キム・チョンハ(CHUNG HA) - 2017年6月にソロデビュー。ミニアルバムとフルアルバムを重ね、ソロ女性ダンス歌手のトップクラスに成長した。2023年にM&Hとの契約を終え、同年10月にジェイ・パクが率いるMORE VISIONへ移籍。
- キム・セジョン(セジョン) - Jellyfishのgugudanで2016年6月にデビュー(2020年12月に解散)し、2016年11月にソロデビュー。女優としても「悪霊狩猟団:カウンターズ」や「社内お見合い」で主演級を務めた。
- チョン・チェヨン - デビュー済みだったDIAに復帰し、ユニットBCHCSにも参加。女優としてもドラマ「Reunited Worlds」などに出演し、2022年にBHエンターテインメントと契約。
- チュ・ギョルギョン(周潔瓊) - PRISTINでの活動後は中国を拠点に、ソロ歌手・女優として活動。2026年の再結成は中国での活動のため不参加。
- キム・ソヘ - 女優に転向し、ドラマ・映画に出演。2023年の「My Lovely Boxer」で初主演を務めた。
- ユ・ヨンジョン - 2016年8月に宇宙少女へ途中加入。2019年にはボーカルサバイバル番組「V-1」で優勝し、近年はミュージカル俳優としても活動。
- チェ・ユジョン - FantagioのWeki Mekiで2017年8月にデビューし、2022年9月にソロデビュー。ドラマにも出演。
- カン・ミナ - gugudanで活動後、女優として「ホテルデルーナ」「サムダルリへようこそ」などに出演。2026年の再結成は女優業のため不参加。
- キム・ドヨン - チェ・ユジョンと同じくWeki Mekiでデビュー。女優としても「僕の部屋に住む九尾狐」などに出演。
- チョン・ソミ - 2018年にJYPとの契約を終え、2019年6月にYGエンターテインメント系列のTHE BLACK LABELから「BIRTHDAY」でソロデビュー。作詞作曲にも参加するソロアーティストとして活躍している。
ディスコグラフィ[編集]
ミニアルバム[編集]
| 発売日 | タイトル | タイトル曲 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2016年5月4日 | Chrysalis | Dream Girls | 韓国アルバムチャート最高4位。「Pick Me」収録 |
| 2016年10月17日 | Miss Me? | Very Very Very | 最高2位、累計10万枚超。初の音楽番組1位 |
| 2026年5月19日 | I.O.I : LOOP | 갑자기(Suddenly) | 10周年再結成作。全6曲、Melon TOP100・HOT100で1位 |
シングル[編集]
- 2016年8月9日 「Whatta Man(Good Man)」(ユニット曲、デジタルチャート最高2位)
- 2016年8月15日 「Hand in Hand」(1988年ソウル五輪テーマ曲のリメイク)
- 2017年1月18日 「Downpour(소나기)」(作詞作曲:ウジ、最高3位)
- 2026年5月4日 「웃으며 안녕(Goodbye with a Smile)」(先行公開曲、2016年録音の11人ver.)
主な受賞[編集]
- 2016 Mnet Asian Music Awards 最優秀新人賞(女性グループ)
- 第31回ゴールデンディスクアワード 新人賞
- 第26回ソウル歌謡大賞 新人賞
- 「SHOW CHAMPION」1位(2016年、「Very Very Very」)
- 「ショー!K-POPの中心」1位×3(2026年、「Suddenly」)
炎上とバズ[編集]
- 2026年の再結成曲「Suddenly」は、サビがプロ野球選手ヤン・ウィジの応援歌に似ているとネットでネタにされたが、これが逆に追い風に。ヤン・ウィジ本人までチャレンジに参加し、ショート動画で一大ブームとなった。
- 2019年の再結成発表は「PRODUCE」シリーズの投票操作疑惑と時期が重なり、白紙化が決まった際にはファンの間で落胆の声が広がった。
余談[編集]
- 「Very Very Very」はテンポ206BPMという高速曲で、作曲はパク・ジニョン。1位のチョン・ソミの当時の所属事務所の代表が作った曲で、初の音楽番組1位をもたらした。
- ラストシングル「Downpour」はSEVENTEENのウジが作詞作曲・共同プロデュースした。ボーイズグループのメンバーが別事務所のガールズグループのタイトル曲を手がけた珍しい例。
- ユニット曲「Whatta Man」の振付はメンバーのチョンハ自身がアレンジした。
- 先行公開曲「Goodbye with a Smile」は2016年に録音されたまま眠っていた曲で、10年越しの公開になった。
- PRODUCEシリーズからは、I.O.IのあともWanna One、IZ*ONEが誕生し、日本版からはJO1、INI、ME:Iがデビューしている。I.O.Iはその「1期生」にあたる。
外部リンク[編集]
- I.O.I 公式SNS(2026年3月、再結成に合わせて開設)
- I.O.I - ウィキペディア日本語版

