高橋英樹
たかはし ひでき / Hideki Takahashi
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日活時代の1962年(出典:ウィキメディア・コモンズ、パブリックドメイン)
誕生日 1944年2月10日
年齢 82歳
出身地 千葉県木更津市
国籍 日本
学歴 市川高等学校卒業、日本大学芸術学部中退
ジャンル 映画、テレビドラマ(時代劇・サスペンス)、バラエティ、司会
活動期間 1961年 -
デビューアルバム 1961年 映画『高原児』(端役)
家族 妻:小林亜紀子(元女優)、長女:高橋真麻(フリーアナウンサー)
身長 / 体重 181cm cm / ― kg
血液型 B型
事務所 グレープカンパニー
代表作 『けんかえれじい』、『伊豆の踊子』(1963年)、『国盗り物語』、『桃太郎侍』、『遠山の金さん』、『三匹が斬る!』、西村京太郎トラベルミステリー(十津川警部)
関連活動 司会(『にっぽんの芸能』『芸能きわみ堂』ほか)、書道・日本画
あだ名 ナイスガイ
その他 ゴールデン・アロー賞大賞(1973年)、浅草芸能大賞大賞(2013年)、野村胡堂文学賞特別賞(2014年)


概要[編集]

高橋英樹(たかはし ひでき、1944年2月10日 - )とは、千葉県木更津市出身の俳優・タレントである。17歳で日活に入社し、鈴木清順監督の『けんかえれじい』などで青春スターとなった。テレビに移ってからは『桃太郎侍』『遠山の金さん』で「時代劇の顔」となり、のちにバラエティや司会でも親しまれる。長女はフリーアナウンサーの高橋真麻。

詳細[編集]

「ナイスガイ」誕生[編集]

木更津市生まれ。父は高校の校長を務めた教育者で、上に姉と兄がいる末っ子である。千葉県内の小中学校を経て私立市川高校に進み、在学中の1961年に日活ニューフェースの第5期生として合格した。同期には中尾彬や、フリーアナウンサー高島彩の父として知られる竜崎勝がいる。デビューはこの年の『高原児』の端役だった。

翌1962年、撮影所内の事故で急逝した赤木圭一郎の代役として『真昼の誘拐』に起用され、同年『激流に生きる男』で初主演を果たす。181cmの長身と彫りの深い顔立ちから、『週刊平凡』の公募で「ナイスガイ」という愛称が付いた。同年に日本大学芸術学部へ進学したが、仕事が忙しくなり翌年に中退している。

日活の青春スターから任侠スターへ[編集]

当時の日活は石原裕次郎、浅丘ルリ子、吉永小百合らが看板を張る黄金期。高橋は1963年の『伊豆の踊子』(原作は川端康成)で吉永小百合の相手役を務めて一躍人気者となる。同じ1963年からは『男の紋章』シリーズで任侠映画の主演スターとしても活躍し、時代劇映画『秩父水滸伝 必殺剣』(1965年)では若くして剣豪役もこなした。

その集大成ともいえるのが1966年の『けんかえれじい』である。いわゆる「バンカラ」青春映画でありながら、鈴木清順監督の独特の映像美が爆発した一本で、今では日本映画史に残るカルト的名作とされる。

テレビ時代劇の王道を歩く[編集]

1968年、NHKの大河ドラマ『竜馬がゆく』で武市半平太を演じ、これがテレビドラマ初出演にして時代劇への初挑戦となった。1971年、日活が日活ロマンポルノ路線へ転換していく時期に日活を離れ、活躍の場をテレビへ移す。このとき東映からの引き抜き話もあったが断っている。

1973年の大河『国盗り物語』で演じた織田信長は「当たり役」と呼ばれ、同年ゴールデン・アロー賞大賞を受賞。歌舞伎俳優の二代目尾上松緑に師事して時代劇の所作や日本舞踊を学んだことも、のちの殺陣の美しさにつながった。1976年からの『桃太郎侍』、1982年からの『遠山の金さん』で、高橋英樹=時代劇ヒーローというイメージが完成する。

「バラエティの人」になった俳優[編集]

転機は1986年。萩本欽一の『ドキド欽ちゃんスピリッツ!!』にレギュラー出演したことで、真面目で豪快なキャラクターがお茶の間にウケ、以後クイズ番組やバラエティにも次々と出演するようになった。さらに娘・真麻の影響で、1995年には『キスした?SMAP』にゲスト出演してSMAPと共演している。

2000年代以降は音楽番組や伝統芸能番組の司会者としての顔も定着した。一方で俳優業も途切れず、2020年代に入っても連続ドラマや大河ドラマへの出演が続いている。

経歴[編集]

1961年 - 1971年:日活時代[編集]

1961年、市川高校在学中に日活ニューフェース第5期として入社。1962年に『真昼の誘拐』『激流に生きる男』で主役級に抜てきされた。1963年『伊豆の踊子』で吉永小百合と共演し、同年から『男の紋章』シリーズで任侠映画の主演を張る。1965年『秩父水滸伝 必殺剣』、1966年『けんかえれじい』と、アクション・任侠・青春映画を股にかけて量産体制の日活を支えた。1968年は大河『竜馬がゆく』と並行して、日本テレビ・日活の『かみなり三代』にも出演している。1971年に日活を離れた。

1970年代:テレビ時代劇の主役へ[編集]

1969年にNHK『鞍馬天狗』で倉田典膳を演じ、1970年にはフジテレビの『旗本退屈男』で早乙女主水之介に扮した。その後も『おらんだ左近事件帖』(1971年)、『隼人が来る』(1972年)、『ぶらり信兵衛 道場破り』(1973年)、『編笠十兵衛』(1974年)とフジテレビの時代劇で主演を重ねる。映画では1973年、松竹で加藤泰監督の『宮本武蔵』に主演した。

1974年3月15日、女優の小林亜紀子と結婚。独身時代は大の下戸でありながら、付き合いの飲み代のツケがかさんで多額の借金を抱えていたが、結婚後にテレビの仕事を増やして完済したという。1976年10月、日本テレビで『桃太郎侍』が始まり、5年間の長期シリーズとなった。1978年には、映画に出演していないことを理由に日本アカデミー賞の会員就任を辞退している。

1980年代:金さん、三匹、そして欽ちゃん[編集]

1982年からテレビ朝日・東映制作の『遠山の金さん』で遠山金四郎に。1986年までに2シリーズ計198話が放送された。1986年からは医療ドラマ『京都かるがも病院』、1987年からは3人の浪人が旅をする『三匹が斬る!』で矢坂平四郎を演じ、こちらも1995年まで続く人気シリーズとなる。1988年には『次郎長三国志』で清水次郎長、1989年には『喧嘩安兵衛』で中山安兵衛を演じた。

同じ1986年に『ドキド欽ちゃんスピリッツ!!』へレギュラー出演し、バラエティ進出を果たす。その後『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』『マジカル頭脳パワー!!』(準レギュラー)、『目撃!ドキュン』などにも出演した。

1990年代 - 2000年代:船長と十津川警部[編集]

1988年から2002年まで2時間サスペンス『高橋英樹の船長シリーズ』で船長・杉崎啓三を演じた。1990年の『西村京太郎スペシャル』で初めて十津川省三を演じ、2000年に三橋達也から十津川警部役を正式に引き継いで、テレビ朝日の「西村京太郎トラベルミステリー」シリーズの顔となる。2002年からはテレビ東京の『捜査検事・近松茂道』シリーズにも主演した。

1998年には『影武者徳川家康』で徳川家康と影武者の二役を演じる。NHKでは『蒼天の夢』(2000年)で毛利敬親、『慶次郎縁側日記』(2004年 - 2007年)で森口慶次郎を演じた。2003年にはNHK教育テレビの『趣味悠々』で墨彩画の受講生として出演したのをきっかけに、書道と日本画を本格的に始め、のちに個展を開くほどの腕前になる。

2009年 - 2019年:大河と特撮と悪役[編集]

2009年から2011年のNHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』で陸軍の児玉源太郎を演じた。2011年、芸能生活50周年の節目にポケットモンスターの劇場版で伝説のポケモン・ゼクロムの声を担当し、実に36年ぶりに映画へ「出演」したことが話題になった。

2012年『必殺仕事人2012』、2014年日本テレビの『地獄先生ぬ〜べ〜』で無限界時空、2015年の大河『花燃ゆ』で井伊直弼、2017年TBSテレビの『小さな巨人』、2018年テレビ朝日の『リーガルV』で京極雅彦と、ベテランの重みを生かした役が続く。2014年には著書『高橋英樹のおもしろ日本史』で野村胡堂文学賞特別賞を受けた。2019年2月、長年の個人事務所から、娘の真麻と同じグレープカンパニーへ移籍した。

2020年 - 2025年:再雇用警察官と十度目の大河[編集]

2020年からテレビ東京の『再雇用警察官』シリーズで、定年後に再雇用された元刑事・安治川信繁を演じた(2023年まで)。同年からバラエティ『世界が騒然!本当にあった㊙衝撃ファイル』にレギュラー出演。2022年には『寂しい丘で狩りをする』『遺留捜査』に出演し、十津川警部シリーズにも一区切りがついた。

2023年4月からはNHKEテレの伝統芸能番組『芸能きわみ堂』で司会を担当。同年は大河『どうする家康』の名場面スペシャルの司会や、ドラマ『ホリデイ〜江戸の休日〜』の家康役も務めた。2025年には阿部寛主演のTBS日曜劇場『キャスター』に国定義雄役で出演。さらに大河『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』では紀州藩主・徳川治貞を演じた。本人によれば、『竜馬がゆく』から数えて10作目の大河ドラマ出演である。

2026年:82歳、現役続行[編集]

2026年1月、ブログで手術を受けたことを報告し、病室での写真とともに「さらなる健康を目指して頑張ります!」とつづった。2月には誕生日を前に娘の真麻が人気中華料理店で祝いのディナーを開き、早くも翌年の誕生日の予約まで済ませたと明かしている。夏には恒例となっている長野県の山荘での休暇を夫婦で過ごし、テラスで野菜と果物たっぷりの朝食をとる写真がニュースになった。9月には93歳の長姉から大きな梨が届いたことを報告している。

仕事面では、10月4日に熊本城ホールで開かれた「特別版 お城EXPO in 熊本 2026」でのトークショー登壇が告知された。10月22日からはテレビ朝日系の木曜ドラマ『アナログナース』(松下奈緒主演)で、病院のDX化を進めながらもデジタルにはめっぽう弱い「完全なアナログ人間」の病院長・百井太郎を演じている。共演には津田健次郎、原菜乃華らが名を連ねる。Eテレ『芸能きわみ堂』の司会も続けている。

時代劇の当たり役[編集]

桃太郎侍[編集]

日本テレビ系で1976年10月3日から1981年9月27日まで、全258話が放送された。原作は山手樹一郎の時代小説だが、テレビ版は設定も物語も大きく異なる。主人公は浅草の長屋に住む浪人・桃太郎で、その正体は若年寄・松平備前守の双子の弟。高橋は桃太郎と備前守の二役を演じた。

最大の見せ場は、悪人の屋敷に乗り込む際の数え唄風の口上である。「ひとつ、人の生き血をすすり、ふたつ、不埒な悪行三昧、みっつ、醜い浮世の鬼を、退治てくれよう桃太郎!」というセリフは、放送から半世紀近くたった今もモノマネやパロディで使われる。悪党の前に現れる際にかぶる面は、初期はおかめや翁、天狗などもあったが、第30話ごろから般若の面が登場し、のちに般若に統一された。

当初は悪人を斬らずに諭す路線だったが、歌手の三波春夫の助言をきっかけに、高橋自身の直訴もあって派手な立ち回りへと路線変更した。派手な衣装と長い刀による豪快な殺陣は、ここから定番となる。アップのシーンでは真剣を使ったこともあると本人は語っている。共演は野川由美子、西川峰子、山城新伍ら。2018年にはBS日テレで再放送された。

遠山の金さん[編集]

テレビ朝日系、東映制作。第1シリーズが1982年4月から1985年9月まで全156話、第2シリーズ『遠山の金さんII』が1985年10月から1986年9月まで全42話放送された。合計198話は、歴代の金さん俳優の中でも松方弘樹版に次ぐ多さである。

高橋版の特徴は、町人姿のまま戦うため序盤は刀を使わず、手ぬぐいを武器にした殺陣を考案したこと。新体操のリボンやロープの動きが着想のヒントだったという。悪人の前で片肌を脱いで桜吹雪の彫り物を見せて啖呵を切り、お白洲で再び桜吹雪を見せて悪人を驚かせる、というお約束は高橋版でも健在だった。筆頭与力・早田彦十郎役の宮尾すすむとの掛け合いも人気で、テーマ曲は五木ひろしの「流れのままに」。

三匹が斬る![編集]

1987年から1995年までテレビ朝日系で放送された、3人の浪人が旅をしながら悪を斬るシリーズ。高橋は矢坂平四郎を演じた。一人の英雄が主役の勧善懲悪ものとは異なり、3人の掛け合いで笑わせるコメディ色も強く、のちのバラエティでの高橋のキャラクターにもつながっている。

主な出演作[編集]

映画[編集]

  • 1961年『高原児』 - デビュー(端役)
  • 1962年『真昼の誘拐』 - 赤木圭一郎の代役
  • 1962年『激流に生きる男』 - 初主演
  • 1963年『伊豆の踊子』 - 共演:吉永小百合
  • 1963年 - 『男の紋章』シリーズ - 主演
  • 1965年『秩父水滸伝 必殺剣』
  • 1966年『けんかえれじい』(南部麒六) - 主演、監督:鈴木清順
  • 1973年『宮本武蔵』 - 主演、松竹、監督:加藤泰
  • 2011年『劇場版ポケットモンスター』(ゼクロムの声) - 36年ぶりの映画出演

テレビドラマ[編集]

  • 1968年『竜馬がゆく』(武市半平太) - NHK大河ドラマ、テレビドラマ初出演
  • 1969年『鞍馬天狗』(倉田典膳) - NHK
  • 1970年『旗本退屈男』(早乙女主水之介) - フジテレビ
  • 1973年『国盗り物語』(織田信長) - NHK大河ドラマ
  • 1973年『ぶらり信兵衛 道場破り』(松村信兵衛) - フジテレビ
  • 1974年『編笠十兵衛』(月森十兵衛) - フジテレビ
  • 1974年 - 1975年『6羽のかもめ』(田所大介) - フジテレビ
  • 1976年 - 1981年『桃太郎侍』(桃太郎/松平備前守) - 日本テレビ
  • 1982年 - 1986年『遠山の金さん』(遠山金四郎) - テレビ朝日
  • 1987年 - 1995年『三匹が斬る!』(矢坂平四郎) - テレビ朝日
  • 1988年 - 2002年『高橋英樹の船長シリーズ』(杉崎啓三)
  • 1998年『影武者徳川家康』(徳川家康/世良田二郎三郎) - テレビ朝日
  • 2000年 - 2022年 西村京太郎トラベルミステリー(十津川省三) - テレビ朝日
  • 2002年 - 『捜査検事・近松茂道』(近松茂道) - テレビ東京
  • 2004年 - 2007年『慶次郎縁側日記』(森口慶次郎) - NHK
  • 2008年『CHANGE』(野呂勘三郎) - フジテレビ
  • 2009年 - 2011年『坂の上の雲』(児玉源太郎) - NHK
  • 2014年『地獄先生ぬ〜べ〜』(無限界時空) - 日本テレビ
  • 2015年『花燃ゆ』(井伊直弼) - NHK大河ドラマ
  • 2018年『リーガルV』(京極雅彦) - テレビ朝日
  • 2020年 - 2023年『再雇用警察官』(安治川信繁) - テレビ東京
  • 2025年『キャスター』(国定義雄) - TBS
  • 2025年『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(徳川治貞) - NHK大河ドラマ
  • 2026年『アナログナース』(百井太郎) - テレビ朝日

バラエティ・司会[編集]

  • 『ドキド欽ちゃんスピリッツ!!』(1986年 - ) - レギュラー
  • 『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』
  • 『マジカル頭脳パワー!!』 - 準レギュラー
  • 『目撃!ドキュン』
  • 『にっぽんの芸能』 - 司会(NHK Eテレ、2022年まで)
  • 『甦る歌謡曲』 - 司会(娘・真麻と共演)
  • 『日本有線大賞』 - 司会(2016年、小島瑠璃子と)
  • 「昭和の名曲」シリーズ - 司会(大下容子と)
  • 『世界が騒然!本当にあった㊙衝撃ファイル』 - レギュラー(2020年 - )
  • 『芸能きわみ堂』 - 司会(NHK Eテレ、2023年 - )

CM[編集]

キリンビール、大正製薬、伊藤園、ハウス食品、沢井製薬、NTTドコモなど数多い。中でも越後製菓では長年「越後侍」役を務めた。2023年にはCygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』のCMにも出演し、若い世代を驚かせた。

けんかえれじい[編集]

1966年公開の日活映画。原作は鈴木隆の同名小説、脚本は新藤兼人、監督は鈴木清順。高橋にとっては日活時代の代表作であり、清順にとっても日活を解雇される直前の重要作である。

舞台は昭和10年ごろの岡山。旧制中学に通う南部麒六(高橋)は、憧れの下宿先の娘・道子(浅野順子)を侮辱した上級生を叩きのめしたことから、先輩のスッポン(川津祐介)に喧嘩の極意を叩き込まれ、学内の不良を制圧していく。しかし軍事教練の教官とぶつかって岡山を追われ、会津若松の親戚宅に身を寄せて喜多方中学へ転校。そこでも地元の番長たちと抗争を繰り広げる。カフェで出会った不気味な男が、のちに二・二六事件の報道で北一輝だったと知った麒六は、道子との恋にも破れ、さらに大きな「喧嘩」を求めて東京行きの列車に飛び乗る。

北一輝との遭遇場面は原作にも脚本にもなく、清順監督が付け加えたもの。現場で即興的に演出を変えることも多く、高橋は「わけもわからず演技をしていたが、完成した作品を観て名作だと確信した」と振り返っている。一方、脚本の新藤兼人は「これは自分の作品ではない」と不満をあらわにしたという。照明を極端に落としたカフェの場面などに見られる異界の表現は、のちの『ツィゴイネルワイゼン』へつながる「清順スタイル」の原点ともいわれる。続編の脚本も書かれたが、清順の日活解雇によって映画化は実現しなかった。

家族[編集]

妻は元女優の小林亜紀子で、1974年に結婚した。夫婦の間には、3度の流産を経て長女の高橋真麻が誕生している。真麻は元フジテレビアナウンサーで、現在はフリーアナウンサーとして活動。2019年には父娘そろって同じ事務所・グレープカンパニーに所属した。

真麻は2018年12月に一般男性と結婚し、2020年4月に第1子となる長女を出産、2022年には第2子の妊娠を公表した。高橋は「おじいちゃん」としての顔もたびたび見せており、2020年11月の父娘そろってのイベントでは、仕事と子育てと家庭を両立する娘を「よくやっている」とほめた。娘が夫について「ほめてくれない」と冗談を言うと、「それを言っちゃいけません」とたしなめて笑いを誘った。ブログには、遊びに来た孫が愛犬とじゃれ合う様子や、孫に絵本を読み聞かせる姿も登場する。

2021年1月放送の『徹子の部屋』では、真麻に「私にとってはゴミ!」と言われたのをきっかけに、出演作の衣装や記念品、DVDなどを大胆に断捨離したと告白した。「われわれ世代」は終活を考える必要がある、と語りつつも、同じ日にブログで撮影予定のドラマに触れて「どんどん仕事やりまっせ」とやる気を見せている。

人物[編集]

  • 大の下戸:酒が飲めず、付き合いの席ではカルピスを飲んでいたという。それでいて若手時代は飲み代のツケで借金を抱えていたというから不思議である。
  • 書と日本画:2003年から書道と日本画を始め、個展を開くまでになった。作品集『一書一顔 高橋英樹作品集』も出している。
  • 歴史好き:時代劇で数々の歴史上の人物を演じた経験を生かし、『高橋英樹のおもしろ日本史』を出版。NHKの高校講座『日本史』にも出演した。お城のイベントにもたびたび登場している。
  • たわし健康法:たわしで体をこする摩擦健康法を30年以上続けていると明かしている。
  • 弱点:豪快な役柄のイメージに反して、船酔いしやすく、花粉症にも悩まされているという。船長シリーズの主役だったことを思うと味わい深い。
  • ホテルの支配人:2012年、木更津のブリーズベイホテルの名誉支配人に就任した。
  • ブログ:Amebaのオフィシャルブログをこまめに更新しており、食事や家族の写真が頻繁にネットニュースになる。父娘ともにアメブロの更新が話題になりやすい。

炎上とバズ[編集]

  • 断捨離・引退説(2021年):『徹子の部屋』で思い出の品を大量に処分したと語ったことから、一部で「俳優引退か」と報じられた。本人はその後もドラマに出演を続け、2025年の大河、2026年の連続ドラマと、引退説を実績で打ち消している。
  • ゼクロムの声(2011年):時代劇スターがポケモン映画で伝説のポケモンの声を担当するという意外な起用が話題になった。
  • ウマ娘のCM(2023年):ゲーム『ウマ娘』のCMへの出演がSNSで驚きをもって受け止められた。

余談[編集]

  • デビュー時の同期・竜崎勝は高島彩の父。2019年には、17歳のデビュー前の同期14人が写った写真をブログで公開し、「初心忘れず頑張るぞ」とつづった。
  • 『遠山の金さん』の手ぬぐい殺陣は、新体操のリボンからヒントを得たとされる。
  • 『桃太郎侍』の路線変更のきっかけは、歌手・三波春夫の助言だったとされる。
  • 1978年、日本アカデミー賞の会員就任を「映画に出ていないから」と辞退している。それから33年後、ポケモンの声で映画に「復帰」した。
  • 『べらぼう』で演じた徳川治貞は倹約家の藩主として知られ、本人も「木綿の着物と質素な食事」のエピソードに触れてコメントしている。主演は横浜流星。
  • 2026年の『アナログナース』で演じる病院長は「完全なアナログ人間」という設定。デビューから65年、昭和から令和までを生き抜いた俳優ならではの配役といえる。

外部リンク[編集]

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